2018年の国民健康・栄養調査では(2020年の調査は中止となりました)、女性の五人に一人、男性の十人に一人が貧血状態に陥っていることが判明しました。
貧血症状は劇的ではないため、貧血が原因と気付かないまま体調不良に苦しんでいる人が少なくありません。
また、女性では月に一度の生理もあるため、一過性に貧血に陥ることもよくあります。
このため、貧血はいつものことと思っている方もいるかもしれませんが、実は健康体ではありません。
そして昨今、健康志向の高まりから、巷にも美ボディや筋肉体操など運動を奨励する動きが活発になっています。この運動が実は貧血の原因になっている可能性があるのです。
スポーツをされている方は特に注意が必要です。
それは、私たちの体は衝撃が加わると鉄分は失われるからなのです。
例えばランニングした時の足裏の衝撃や、拍手など手のひらの衝撃でも毛細血管中の赤血球が壊れてしまい、鉄分が流出してしまうのです。
近年は「スポーツ貧血」という言葉も広がりつつあります。
貧血になると血液中のヘモグロビンが減少します。すると、ヘモグロビンが担っている酸素を運ぶ働きが低下してしまい、頭痛や吐き気など様々な症状を引き起こします。
全身が酸素欠乏状態となるのです。
日頃からランニングや筋トレなどの運動を行っている人は特に意識的に鉄分を摂取するように心がけましょう。
貧血による頭痛症状の緩和には「ロキソニン」や「バファリン」など市販の鎮痛薬を使用しても構いません。しかし、一時的な服用であれば問題ありませんが、原因の解決ではありませんので貧血は良くなりません。(当たり前ですよね)
また、貧血の70%〜80%は鉄分不足が原因です。お勧めは毎日の食事で鉄分を補給するのが効果的です。
(症状の正しい把握のためにも素人判断ではなく病院での受診をお勧めします。近年は「貧血外来」を掲げる病院も増えています。)
鉄分の多い食材は(レバー、赤身肉、貝類、ほうれん草や小松菜、大豆製品)などがあります。
日本人の平均不足分を補うには、レバーの焼き鳥なら1本、小松菜おひたしなら100g、あさりなら16個、納豆なら1パック、赤身牛肉なら90gです。
ただ、食材にはそれぞれ苦手やアレルギーで食べられないこともありますよね。
そこでもっと手軽に鉄分を補給する方法があります。
それは鉄の調理器具を使うということです。
鉄鍋や中華鍋、鉄たまごなどを使って料理をすると、微量の鉄が溶け出して鉄分補給ができます。
鉄鍋で水を10分加熱してから味噌汁を作ると、たった一杯で日本人の1日の平均不足分が補えます。
また、鉄分の吸収率をアップさせるタンパク質やビタミンCも一緒に摂取するのがお勧めです。
当院では健康に関する相談や、運動指導をさせていただいております。
国家資格を持った専門家があなたのお身体を詳しく評価し、適切な治療を行います❗️
人間の体は毎日同じように見えても1秒1秒刻一刻と変化しています。
評価→治療→再評価を繰り返し、その変化を捉えてその時に必要な最善の治療法を選択し
施術いたします。
治療期間と目標を定めて治療を行いますので、漫然といつまでも同じ治療を行うことは
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