肌ホネ血管若さのカギ! 超ビタミンパワー!
今日は、ビタミンの超健康パワーをご紹介します。
実は、ビタミンってとっても大切な栄養素。
「人が生きるために必ずとらなければならない」と定義されているものなんです。
ビタミンの発見・研究によって、ノーベル賞を受賞した人は、なんと25人にのぼるほど。
まずは、ビタミンC。
様々な健康効果が期待されるビタミンCですが、効率よくとるためには、吸収速度が速い食前よりも、食後がオススメです。
一度にたくさん吸収されても、余分な分はおしっこに出て無駄になってしまうからです。
また、調理の仕方でもビタミンCの量が全然違うことも判明。
しかし、「ゆでないおひたし」や「フライパン蒸し」の技を使えば、ぐーんとお得にとれちゃいます。詳しくは後半で。
さらに、不足しがちなビタミンの代表、ビタミンB1は、私たちが知らないところでひっそりと強化されていました。
脚気(かっけ)を予防するため、学校給食摂取基準に基づいて、ビタミンB1強化米などを使って、1日の推奨量の40%を給食でまかなえるようにしています。
ビタミンB1アップ技は後半で。
さらにさらに。骨を固くする作用のあるビタミンKたっぷりの代表的な食品が、納豆。
納豆は、ビタミンKを多く含むだけでなく、腸の中で、納豆菌がさらにビタミンKを作り出すというダブルの効果が!
※血栓・塞栓症の治療などで抗凝血薬を服用している場合は、納豆が薬の効き目に影響することがあります。医師に相談してください。
ビタミンCアップワザ 「食後にとる」
ビタミンCを空腹時にとった場合と、食後にとった場合で、尿に出てしまうビタミンCの濃度を調べました。すると、食後にとった場合の方が、尿に出るビタミンCの量が少ないことがわかりました。食後にとった方が、ビタミンCが食べものと一緒にゆっくりと胃から腸へ移動するため、腸での吸収も時間をかけて少しずつ行われるため、体で失われた分を少しずつ補う形で有効に利用されると考えられます。
ビタミンCアップワザ 「ブロッコリーのフライパン蒸し」
[作り方]
ブロッコリーを食べやすい大きさに切り、フライパンに入れる。
200mlの水を入れてふたをし、強火で加熱。
3分ほどして水分がなくなったら完成。
※ゆでるより味が濃く、ビタミンCは96%も残ります。お湯をわかす手間や、ムダなガス代も省けます。
ビタミンCアップワザ 「小松菜の冷凍おひたし」
[作り方]
小松菜を切って、生のまま冷凍する。
自然解凍してしぼるだけで、おひたしの完成。
※白菜やキャベツでも、おいしくできます。
ビタミンB1アップワザ「豚肉+アリシン」
ビタミンB1たっぷりの代表的な食材が、豚肉。しかし、ビタミンB1は吸収があまりよくありません。そこでオススメなのが、豚キムチ。アリシンを多く含む、にんにくやたまねぎ、にらと一緒に食べることで、ビタミンB1の吸収がアップします。
ビタミンKアップワザ 「納豆・緑の濃い野菜」
ビタミンKたっぷりの代表的な食品が、納豆。納豆は、ビタミンKを多く含むだけでなく、腸の中で、納豆菌がさらにビタミンKを作り出すというダブルの効果が!
ほかに、モロヘイヤ、しそ、パセリ、小松菜など緑の濃い野菜にもビタミンKが豊富です。
※血栓・塞栓症の治療などで抗凝血薬を服用している場合は、納豆が薬の効き目に影響することがあります。医師に相談してください。
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