みなさんは腰痛がひどくなった時、どうされていますか？
病院へ行く、整骨院へ行く、休むといった方が多いのではないでしょうか。
病院へ行くと痛み止めをいただくことがあります。
ここで考えなければならないことがあります。
この痛み止めで腰痛が治るんでしょうか？
「痛み止め」これって、痛みを感じにくくしているんですよね？
ということは痛みの原因って何も変わってないんです。
当院に来られる患者さんに「病院でなんて言われましたか？」
とお聞きすると、「歳やからって言われた」とか「腰曲がってるから痛いのは当たり前」
というびっくりするようなコメントをいただきます。
患者さんに対していうことではないように思います。
患者さんが医療者から聞きたいのはそんなコメントでは無く、どうすれば腰痛を無くす、あるいは少なくすることができるのかが大事な部分では無いかと思います。
痛みをお薬で抑えることで生活の質を下げることなく、過ごせるようになる。
患者さんの暮らしを守るために、痛みを無くすことは非常に大事なことです。
しかし、筋力低下や運動不足が原因で慢性的な腰痛が生じている場合に、安易に痛み止めの服用を続けることは患者さんの未来に大きな負債を残すことになりかねません。
筋力低下や運動不足により慢性的な不良姿勢が続く、こうなると局所的な骨への負荷がかかるため、２次的に骨折や骨の変形が生じる可能性が高くなります。
慢性腰痛や不良姿勢が２次的な疾患を生む原因になるのです。
将来的にこういった疾患に発展することを考えると、今取るべき対策は
「痛み止めで痛みを抑える」だけではなく、同時に「適切な運動を提供する」ことです
今起きている
「症状」＝「痛み」、「原因」＝「筋力低下による不良姿勢」
という両面から治療することで初めて適切な対策となります。
しかし、整形外科医の中でも運動（特に疾患を持った方への有効な運動）に対して詳しい知識を持った医師というのはわずかです。
ここで医師が頼るのは理学療法士です。
理学療法士は国家資格であり、大学や専門学校で解剖学・生理学、そして運動学を修めています。医師が数時間から数日のカリキュラムで終了する運動の分野を数年かけて学びます。
その人の感覚に基づいた動作に生活習慣が加わりその人独自の動作のクセが生まれます。
人間の動作とは非常に奥が深いです。
理学療法士は動作の専門家であり、患者さんがストレスなく日常生活を送れるように、運動や動作訓練・指導、環境設定のサポートを行います。
当院では、臨床で10年以上経験を積んだ理学療法士があなたのお体を評価し、痛みの原因を突き止めます。
当院独自の１０秒運動であなたの元気な未来をサポートをします。
このブログを読まれている皆さんやその周りで、お体の痛みで悩まれている方がおられましたらいつでも当院にご相談ください。
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