快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ
快尿の鍵は「柔らか膀胱」にあり。
「おしっこが近い」「漏れちゃう」「残尿感」
誰にも起こるこれらの現象は、実はぼうこうが硬くなっていることが大きな原因です。ぼうこうは本来風船のようにやわらかで、たくさんのオシッコをためて、勢いよく出し切るのが仕事。ところが、年とともに持ち前の柔らかさは少しずつ失われ、頻尿や尿漏れ、残尿感など様々な症状を引き起こすことが最近の研究で分かってきました。
でもご安心!ぼうこうの柔らかさを取り戻す方法は意外なほど簡単!
お尻の穴にぎゅーっと力を入れる「お尻体操」をすると、ぼうこうに血流が集まって本来の柔らかさがよみがえる可能性大!
尿トラブルの原因を元から絶って、若い頃の「快尿」を取り戻すために、ぜひやってみて下さい!
頻尿・残尿・尿漏れ・・・“三大不快尿”を引き起こす大きな原因は、ぼうこうが血流不足で“硬くなっていること”。
ぼうこうは風船のように伸び縮みしてオシッコをためたり出したりしていますが、血液から得られる酸素が減ると十分に機能しなくなってしまいます。
ぼうこうは心臓から最も遠い臓器で、血流の変化を受けやすいのです。(軽度の尿の悩みは下腹部をカイロで温めると改善します。)
そこで今回オススメするのは肛門を締めたり緩めたりする“お尻体操”です。
お尻体操の方法
5秒間お尻の穴を締めたあと、ゆっくり緩める。
1を1日合計20回行う。
※少しずつでも毎日続けると効果があります
※4週間で多くの人に効果が現れます。3か月で症状の改善が期待できます。
若くても注意!意外な悪習慣
頻尿は高齢の方だけの悩みではありません。
実はあるトイレ習慣によって頻尿になってしまうことがあります。
それが “こまめなトイレ”。
私たちの体には、ぼうこうの張り具合で尿意を知らせてくれる尿センサーがあります。
この尿センサーは、ぼうこうに半分程度まで尿がたまると、「そろそろトイレを探しておいた方がよいよ」という合図、いわば “お知らせ尿意” を伝えてくれます。
ところが、このお知らせ尿意のたびにトイレに行く習慣を長く続けると、
尿センサーは「これくらいのたまり具合が限界なのだ」と勘違い。
本当はまだ貯められる余裕があるのに、強い尿意を発してしまうのです。
この状態を治す一番の方法は “我慢する” こと。
「オシッコはまだまだ貯められる」と尿センサーに教えてあげることで、再び正常に働いてくれるようになるのです。
【オシッコトレーニングの方法】
いつでもトイレに行くことができる家などで行う
尿意がきたらまずは5分。次に10分というように少しずつ我慢する時間をのばす。
※目標は、「トイレは、前のトイレから2時間以上たってから」。
※我慢するとき、お尻体操をすると尿意が紛れます。
※すでに泌尿器科の治療を受けている方は医師と相談して下さい。
解決!男性のちょい漏れ
男性特有の尿の悩みと言えば、オシッコをし終わったあとにやってくる、ちょい漏れ。医学用語では “排尿後滴下” と呼ばれています。
男性は尿道が女性よりも長く、おしっこの勢いが弱いと途中に残ってしまいやすいのです。こんなときは、精巣と肛門にある会陰部(えいんぶ)を押すことで、出しきれなかったオシッコを追い出すことができます。
排尿後滴下が起きやすい人はぜひ試してみて下さい。
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